広島が今季12度目の完封負け 七回無死一、二塁の大チャンスも無得点 好投・床田を援護できず

 7回、松山の遊ゴロで本塁へ滑り込むものの、タッチアウトになった野間(撮影・市尻達拡)

 「中日1-0広島」(21日、バンテリンドーム)

 広島が今季12度目の完封負けを喫し、リーグ戦再開の初戦を落とした。

 先発の床田は三回無死でカリステに左翼席への6号ソロを浴び、先制点を献上。その後は尻上がりに状態を上げ、7回6安打1失点でマウンドを降りたが、無念の4敗目となった。

 打線は相手先発・高橋宏に苦戦。二~四回は先頭が出塁するも、得点につなげられなかった。

 七回は野間、小園の連打で無死一、二塁とすると、この日安打のなかった末包に代えて代打・上本を起用。見事犠打を決め、1死二、三塁で打席には代打・松山。しかし、遊ゴロを打たされ、三走・野間は本塁でタッチアウト。続く菊池は空振り三振に倒れ、好機を逃した。

© 株式会社神戸新聞社