16校が再編の対象に 公立高校の新たな整備計画の素案、秋田県教委が公表

秋田県内の公立高校の再編に向け、6つの市で統合・再編され、2校を地域校とする案が盛り込まれた新たな計画の素案が21日に示された。

県教育委員会が公表した「第八次県高校総合整備計画」の素案は、2026年度から10年間の高校教育の方向性が示されている。

男鹿市では男鹿海洋と男鹿工業。横手市では平成・雄物川・増田の3校が統合される計画となっている。

また、統合に向けた協議の対象は、大館市の大館鳳鳴・大館桂桜・大館国際情報学院、大仙市の大曲農業・大曲・大曲工業、由利本荘市の本荘・由利・由利工業・西目、能代市の能代・能代松陽・能代科学技術、横手市の横手・横手城南・横手清陵学院の合計16校で、地域ごとに2校から3校への再編を目指している。

長年にわたり大幅な定員割れが続く由利本荘市の矢島と大仙市の西仙北を地域校に指定し、大曲農業高校太田分校は、時期は未定としているものの、生徒を募集しない方針となっている。

今後は、市町村などと協議を進めることにしていて、成案は2025年度中に策定される。

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