男子は韓国、女子は米国が優勝で日本は連覇ならず 松山茉生が個人1位/トヨタジュニアW杯

左からキム・ミンス、パク・ガンウォン、パク・ジュヒュン(撮影/今岡涼太)

◇2024 トヨタ ジュニアワールドカップ Supported by Japan Airlines 最終日(21日)◇中京GC石野コース(愛知)◇男子6843yd(パー71)/女子6130yd(パー72)

世界のトップジュニアゴルファーが参戦する国別対抗戦「トヨタジュニアゴルフワールドカップSupported by JAPAN AIRLINES」最終日が21日に行われた。1チーム3人が4ラウンド(今年は初日が荒天のために中止となり54ホールに短縮)し、各日上位2人のスコアをチームスコアとして競う方式。

12チームが出場した男子団体は、韓国と米国が通算21アンダーで並んだが、最終日の3人目のスコアで上回った韓国が、03年以来となる2度目の優勝。キム・ミンス(16歳)、パク・ガンウォン(17歳)、パク・ジェヒュン(15歳)の3人は「チームとして優勝できて、すごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

外岩戸晟士(代々木高2年/16歳)、松山茉生(福井工大高1年/15歳)、武田紘汰(生光学園高2年/16歳)の3人で連覇に挑んだ日本は、通算16アンダーで3位に終わったが、個人戦では通算14アンダーの松山がビリー・デイビス(米国)に2打差をつけて1位となった。

9チームで競った女子は、通算27アンダーとしたジャスミン・クー(18歳)、カイラ・ブライアント(16歳)、ニッキー・オー(16歳)を擁する米国が通算27アンダーとして、2位のタイに11打差をつける圧勝で17年以来の勝利を飾った。個人戦を制したのも通算16アンダーとした米国のクー。

新地真美夏(共立女子第二高2年)、左奈々(沖学園高3年)、藤本愛菜(沖学園高3年)で挑んだ日本は、通算13アンダーで団体3位。第2ラウンド途中で腰痛のために棄権して、最終ラウンドもプレーできなかった藤本の不在も響き、大会連覇はならなかった。なお、個人戦では新地が2位に入った。

左から松山茉生、武田紘汰、外岩戸晟士、藤本愛菜、新地真美夏、左奈々(撮影/今岡涼太)

◆最終成績
【男子団体】
優勝 通算21アンダー 韓国
2位 通算21アンダー 米国
3位 通算16アンダー 日本
【女子団体】
優勝 通算27アンダー 米国
2位 通算16アンダー タイ
3位 通算13アンダー 日本
【男子個人】
優勝 通算14アンダー 松山茉生
2位 通算12アンダー ビリー・デイビス
3位 通算9アンダー キム・ミンス(韓国)
【女子個人】
優勝 通算16アンダー ジャスミン・クー
2位 通算12アンダー 新地真美夏
3位 通算10アンダー サラ・ハメット(オーストラリア)

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