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去年11月から12月にかけて、北海道胆振地方の4つの事業者に、正月用しめ縄を買うよう要求し、暴力団対策法に違反したとして警察は、54歳の暴力団員の男に対し同様の行為を行わないよう中止命令を出しました。
中止命令を出されたのは、室蘭市内の六代目山口組五代目誠友会の54歳の男です。
警察によりますと、男は去年11月から12月にかけて、北海道胆振地方の4つの事業者に、暴力団員であることを示しながら正月用のしめ飾りを1本1万円で買うよう求めたということです。
警察は、別の事件捜査の過程で「しめ縄販売リスト」という資料を押収したことから、裏付け捜査を進め、男の行為が暴力団対策法の「用心棒料等要求行為」に当たると判断。
21日までに、男に対し、これらの事業者に正月用飾り物の購入を要求してはならないといった命令を出しました。