【AI動画】二十四節気「夏至」

【AI動画】二十四節気「夏至」

 【新華社北京6月21日】夏至は二十四節気の10番目で、中国ではこの時期、ほとんどの地域はすでに夏に入っている。昔は夏至になると、女性は互いにうちわや香袋、脂粉(しふん、おしろい)などを贈った。うちわで暑さをしのぎ、香袋や脂粉で汗のにおいを消すことができる。

 夏至になると多くの市民が中医医院を訪れ「冬病夏治(とうびょうかち)」の治療を受ける。「冬病夏治」は中医(中国伝統医学)に基づく治療法で、冬にかかりやすい病気や重症化しやすい病気に対し、夏の間に予防的治療を行い免疫力を高める。

 夏至の頃、黒竜江省漠河市では昼の長さが約17時間に達する。北極と同市の間に雲の層がなく晴れていれば、オーロラを観測できる可能性がある。同市の北極村は中国で最もオーロラ観測に適した場所と観光客から評価されている。

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