江本孟紀氏「打率を上げたいという意識が…」燕・村上が4三振で打率.230

● 巨人 2 - 4 ヤクルト ○
<9回戦・東京ドーム>

21日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-ヤクルト』で解説を務めた江本孟紀氏が、ヤクルト・村上宗隆について言及した。

村上は1-0の初回一死一塁の第1打席、戸郷翔征が2ストライクから投じた3球目の外角146キロのストレートにタイミングが合わず空振り三振。江本氏は「ボール球ですよ。ボール球の見極めが悪いですよね。中途半端なスイングでしたよね。見送れば完全なボール球でしたよね」と振り返った。

江本氏は続く村上の第2打席中に「この打席も見送り方がおかしいというかね、思いっきりが悪いというかね、打率を気にするからね。そうするとホームランよりも、ヒットを打って打率を上げたいという意識がちょっとあって、バッティングが縮こまっていますよ」と指摘。結局、この打席も空振り三振に倒れた。江本氏は「今のスイングでも村上らしくない。もっと前に踏み込んでいって、外目であっても引っ掛けて右の方に打つぐらいのスイングをしたほうがいい」と助言を送った。

村上は5回の第3打席も空振り三振、7回の第4打席が二ゴロ、9回の第5打席が空振り三振で打率.230に下がった。江本氏は「技術的にいうと、誰が見てもそうなんですけど、体が開いている。早く打ちにいこうとして残してやろうとすると、今度はスイングが手打ちになる」と指摘していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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