小山市長選 小川亘氏が正式に立候補を表明「人生かけてリーダーになる戦いに挑む」

とちぎテレビ

任期満了に伴い7月に行われる小山市長選挙で、新人で市議会議員の小川亘氏(56)が21日、小山市内で会見し正式に立候補を表明しました。

(立候補表明した小川亘氏)
「今後の小山市に危機感を抱いております。小川亘は、人生をかけて小山のリーダーになる戦いに挑みます」

小川氏は無所属で立候補すると表明し、中心市街地の活性化や自治会との意思の疎通が停滞していることなどを問題に思い、出馬を決意したと述べました。

小川氏は小山高校から白鴎大学を経て会社員になり、2003年に35歳で小山市議会議員に初当選し、現在6期目です。これまでに市議会の議長や自民党小山市支部の幹事長などを務めました。

市議会議員28人のうち17人が小川氏を支援するとしています。

現職の浅野正富市長の市政運営に対して「基本的には当たり前のことをやっている」と話し「市民の意見が通りにくい現状がある」と指摘しました。「市民1人1人の声を吸い上げて市政を運営したい」とし、市内に36の団体がある地区まちづくり協議会を活かしたまちづくりの政策の実現などを訴えました。具体的な政策として駅周辺施設の再開発を加速させることや地域で完結する医療の充実に早急に取り組むことなどを掲げています。

(立候補を表明した小川亘氏)
「交通の便の良さや都心へのアクセスの良さなど、小山市の立地利便性をフル活用し、現在お住まいの市民、また移住を考える人から選ばれる小山市を目指します」

小山市長選を巡っては現職の浅野正富市長が再選を目指し、立候補を表明しています。小山市長選挙は7月14日に告示、21日に投開票が行われます。

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