中国海警、仁愛礁海域で常態化管制実現 環球時報報道

遠く見えるのが故意に「座礁」した比海軍の揚陸艦「シエラマドレ」号(6月10日撮影)

 20日の環球時報電子版は現場からの報道として中国海警が仁愛礁海域で常態化管制を実現したと次のように伝えた。

 仁愛礁は歴史的に中国南沙群島の一部で、仁愛礁問題の歴史的経緯は非常にはっきりしている。1999年、フィリピンは軍艦1隻を仁愛礁に不法に「座礁」させ、仁愛礁の「現状」変更をたくらんだ。関係の権利侵害挑発活動も中国の自らの領有権と海洋権益を守る固い決意と意志に少しも影響を与えることはできず、中国はすでに仁愛礁に対する常態化管制を実現した。最近、中国海警は仁愛礁周辺海域で常態化演習訓練を実施し、海上権益維持・法執行過程での関係の処置・措置を重点的に訓練し、また中国仁愛礁海域で操業の中国漁民のために海上漁業保護を実施した。〔東京6月20日発中国通信〕

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