男子日本代表 オランダにストレートで快勝

【写真:Volleyball World】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子予選ラウンド第3週マニラ大会の4日目、日本(FIVBランキング4位)は、現地6月21日(金)にオランダ(同13位)と対戦。3-0で勝利した。

予選ラウンド第3週の初戦でカナダに敗れて通算成績6勝3敗の日本は、ここまで通算成績3勝7敗(日本より消化試合が1試合多い)のオランダと対戦。

第1セット序盤はサイドアウトを取り合う展開となるが、中盤に髙橋健太郎のクイックとブロックで連続得点を奪い先行。そのあとも粘り強い守備から得点につなげてリードを広げた日本がセットを先取した。

第2セットも中盤までは競り合う展開になるが、髙橋健と西田有志の連続ブロックポイントで日本が抜け出すと、オランダが1回目のタイムアウトを要求。タイムアウト後も日本が連続得点を奪うと、たまらずオランダが2回目のタイムアウト。流れを切ろうとするが止まらず、一挙7連続得点の攻勢で試合の主導権を握った日本がセットを連取した。

第3セットはあとがなくなったオランダがサービスエースやブロックなどの連続得点で先行。それでも日本は西田のサービスエースで1点差に迫ると、小野寺太志のブロックポイントで同点。そのあと西田が連続でサービスエースを決めるなど一気に抜け出す。終盤、オランダも意地を見せ点差を縮めるが、最後は石川祐希主将のスパイクが決まり、ストレートで勝利を飾った。

VNLは世界トップの男女各16チームがそれぞれ4週間にわたって世界各地で予選ラウンドと決勝ラウンドを行い、優勝を決定。今回は残り5枠となったパリオリンピックの出場権が懸かった大会でもあるが、日本の男子は昨年のFIVBパリ五輪予選/ワールドカップ2023ですでに出場権を獲得している。

■ネーションズリーグ2024男子予選ラウンド

第3週マニラ大会

日本(FIVBランキング5位) 3-0 オランダ(同13位)

(25-18、25-19、25-20)

■日本の第1セットスターティングメンバー

石川、髙橋健、西田、大塚、小野寺、関田、リベロ小川

■日本のトップスコアラー

西田 16得点(アタック10得点、ブロック3得点、サーブ3得点)

石川 15得点(アタック12得点、ブロック1得点、サーブ2得点)

大塚 8得点(アタック8得点)

髙橋健 8得点(アタック6得点、ブロック2得点)

■日本の次戦(予選ラウンド第11戦)

6月22日(土)19:00(日本時間20:00)

対戦相手:フランス(FIVBランキング7位)

■次戦のテレビ放送、配信予定(日本時間)

BS-TBS 6月22日(土)19:30~

U-NEXT 6月22日(土)ライブ配信予定

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

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