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痛恨の1球だ。広島・床田寛樹投手(29)が、リーグ戦再開初戦となった21日の中日戦(バンテリン)に先発。チームは0―1と零封負けで、床田は(7勝)4敗目を喫した。
中日先発・高橋宏も力投を見せ、試合は終盤まで「1点勝負」。だが、3回に先頭カリステに高めに浮いたツーシームを左翼席に運ばれ、結果的にこの一撃が両軍でこの試合唯一の得点となってしまった。
7回1失点の好投報われなかった左腕は試合後、失点のシーンを振り返り「もう完全に僕の技術不足。ボール球投げようと思ったんだけど、あんなところ(外よりの真ん中高め)にいってしまった。むちゃくちゃ引っかいて、スライダーみたいな曲がりになってしまった」と、制球ミスを悔やんだ。
ここまで全試合でカード初戦の敵のエース格と投げ合い展開が当たり前となっている。それだけに「やっぱりロースコアにはなると思うので。何とか先制点を与えないようにできればいいかなと」と振り返ったが、新井監督は「今日もナイスピッチングだったですね」と先発の役割を十分に果たした左腕の労をねぎらっていた。