小学生の死亡交通事故を受け 神奈川県警が交通事故防止を呼びかけ

今月17日、横浜市鶴見区で自転車に乗る小学6年生の男子児童がトラックにはねられ死亡した事故をうけ、神奈川県警が子どもたちに向けて、交通安全の呼びかけなどを行いました。

この事故は今月17日の午後5時過ぎ、横浜市鶴見区豊岡町の信号機のない交差点で、自転車に乗って横断歩道を渡っていた小学6年生の男子児童が、直進してきたトラックにはねられ死亡したものです。

神奈川県警によりますと、県内で小学生が交通事故で死亡したのは、ことし初めてだったことなどから、県警は事故の翌日から、県内各地の交差点や横断歩道などで、交通安全の呼びかけなどを行ってきました。

横浜市緑区中山の横断歩道では、警察官が、交差点に入る自転車に一時停止するよう注意喚起をしたほか、子どもたちに交通ルールを守るチラシや反射板を配布するなど、交通事故防止の対策などを呼びかけました。

県警交通総務課 松沢英之事故対策官「県内でことし初めて、小学生が亡くなる交通事故が発生しました。どうか小学生のみなさん、自転車に乗る時はヘルメットを被って、交差点に入る時は左右をよく見て、安全確認をして、入っていただければと思います」

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