神奈川県立保健福祉大、エバラ食品のたれで学食に新メニュー 学生がレシピ考案

提供メニューのカオマンガイや使用された黄金の味=横須賀市平成町の県立保健福祉大学

 神奈川県立保健福祉大(横須賀市)の学生が、エバラ食品工業(横浜市西区)と学食の新メニューをつくった。同社の焼き肉のたれを使ったエスニック料理のカオマンガイだ。

 同社主力の「黄金の味」(中辛)に鶏胸肉を漬け込み、柔らかくジューシーな味わいに仕上がった。

 同社は商品を若者にも普及させようと、同大の食育サークル「シーラボ☆」に新レシピの考案を依頼。学生10人が考案した試作品から、社内審査と学生の投票で決まった。今月限定で学食のメニューに加わった。

 考案した栄養学科3年の徳能千夏さん(21)は「日本人の舌に合うよう味付けを工夫した」と話した。

© 株式会社神奈川新聞社