温かなキャンドル 温暖化考えよう 岡山・さん太広場でライトダウン

照明が落とされ、キャンドルの明かりが浮かび上がったさん太広場=21日午後8時5分

 夏至の夜に照明を消して地球温暖化について考えるイベント「ライトダウンOKAYAMA2024」(岡山市主催)が21日、同市北区柳町の山陽新聞社さん太広場であった。

 使用済み品をリサイクルして作り、竹細工をかぶせるなどしたキャンドル約500個を配置。午後8時のカウントダウンに合わせて屋外の照明が消されると、キャンドルの温かな明かりが一帯に浮かび上がった。ミニコンサートやキッチンカーの出店もあり、家族連れらが楽しんだ。

 母と2人で訪れた同市立操山中1年の男子生徒(12)は「竹細工の中のキャンドルが和の雰囲気で落ち着く。家でも部屋の明かりを消してキャンドルで過ごしてみたい」と話した。

 岡山市など13市町でつくる「岡山連携中枢都市圏」で取り組む「一斉ライトダウンキャンペーン」(7月7日まで)の皮切りイベント。期間中は家庭や企業に節電への協力を呼びかける。

© 株式会社山陽新聞社