湯河原町長選挙、23日に投開票 無所属新人の2氏が舌戦

湯河原町役場

 神奈川県湯河原町の冨田幸宏町長の死去に伴う町長選は23日に投開票される。立候補しているのは、ともに無所属新人で元町議の土屋由希子氏(41)、元町職員の内藤喜文氏(64)=届け出順=の2人。

 土屋氏は「利権や組織ではなく、町民が主役の政治を実現する」と2度目の挑戦。「町民提案制度」の創設や待機児童解消、町長車の廃止などを訴える。

 内藤氏は「冨田町政をうまく引き継いで町政運営できる」と主張。温泉場のにぎわい創出や観光財源に充てる「宿泊税」の導入、高齢者福祉の推進を掲げる。

 期日前投票は22日午前8時半から午後8時まで、町役場で受け付けている。

 17日現在の有権者数は2万840人(男9724人、女1万1116人)。

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