米行政機関がホンダ告発 労組結成妨害の可能性

ホンダのロゴ

 【ニューヨーク共同】米政府の独立行政機関の全米労働関係委員会(NLRB)は21日までに、ホンダが中西部インディアナ州の工場で全米自動車労働組合(UAW)による労働組合結成の動きを妨げ、労働者の権利を侵害した可能性があるとして同社を告発した。ロイター通信が報じた。

 ロイターによると告発は18日付。NLRBは、ホンダが工場で働く従業員のヘルメットからUAWのステッカーをはがすよう強制したほか、組合支持者を懲戒処分にすると脅したと主張している。ホンダが和解しない場合は、行政法判事が10月に審判を行うという。

 ホンダは21日、告発を受けたことを認め「ヒアリングには協力していく」と説明した。

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