日本代表、アジア1位でもW杯最終予選は過酷な戦いに。豪州と同組、オール中東勢より厳しい“死の組”は?

6月20日に最新のFIFAランクが発表され、27日に実施される北中米W杯アジア最終予選の組み合わせ抽選会のポット分けも確定した。

17位でアジア1位の日本は、20位のイラン、22位の韓国とともにポット1に入る。

以下、FIFAランキングに基づくポット分けは以下のようになる見通しだ。

〇ポット1
日本、イラン、韓国

〇ポット2
オーストラリア、カタール、イラク

〇ポット3
サウジアラビア、ウズベキスタン、ヨルダン

〇ポット4
UAE、オマーン、バーレーン

〇ポット5
中国、パレスチナ、キルギス

〇ポット6
北朝鮮、インドネシア、クウェート

ポット1になり、韓国とイランとの対戦は回避したとはいえ、18か国が3グループに分かれて戦う最終予選は過酷な戦いとなりそうだ。

例えば、日本以外がオール中東勢となる可能性もある。今年のアジアカップでイラクとイランに敗れるなど、中東勢に苦戦したのは記憶に新しい。

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ただ、もっと厳しい“死の組”の入る可能性もある。例えば、日本、カタール、サウジアラビア、UAE、パレスチナ、北朝鮮というグループだ。

ポッド2では、最もFIFAランクが高く、これまで何度も日本が苦しめられてきたオーストラリアが“最悪”という声もあるが、むしろカタールのほうが厳しそうだ。地元開催のアジアカップで優勝した勢いもあり、アウェーでの威圧感はオーストラリアのそれを上回る。

しかも、アジアカップで露呈したように、いまのオーストラリアはタレント不足で、高さを存分に活かすというよりは繋ぐスタイルとなり、日本にとっては与しやすい相手となった。

ポット3は間違いなくサウジアラビアが最大の難敵で、ポット4はUAE、ポット5はパレスチナと中東勢がやりづりか。

ポット6では、やはり北朝鮮を回避したいところ。2次予選ではホームで1-0と苦戦し、アウェーはまさかの開催中止と振り回された(日本が3-0で不戦勝)。

果たして、日本はどの5か国と対戦するのか。抽選会の結果に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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