地獄!ミスしたら反省文の職場 しかも「キチンと書けるまで返してもらえず、4時間」

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ことあるごとに精神を削られるような職場では、働き続けることは困難だ。東京都の50代前半の女性(技能工・設備・交通・運輸/年収300万円)が働く職場では、ミスがあると執拗に責められるのだという。(文:長田コウ)

「反省文を書かされキチンと書けるまで返してもらえず、4時間。次の日も上司の気分が収まるまで休憩時間もブツブツ言われ続ける」

「今は時間がすぎるのを耐えている」

さらに、上司からは毎日見張られており、そのせいで集中して仕事ができなかった。心理的安全性は皆無だ。こうした事態を別の上司に伝えたが、守ってはくれなかったそう。

限界を感じ、女性は異動願を出した。しかし異動は叶わず、現状についてこう不満をこぼした。

「今の部署で内勤務にさせられ給料は下がるは異動はうやむや。今は時間がすぎるのを耐えている」

埼玉県の60代前半の女性(サービス・販売・外食/年収300万円)は、会社の「リスク管理の甘さに呆れた」経験があるそう。それは、「コロナ禍の始まり」の時だった。

「同僚の同居人が40度近い高熱を出したので念のため休みたいと申し出たのに、まだ熱が出ていないなら出勤するようにと上長から指示が出た」

この非常識な対応に、女性は「何かの間違いかとその上の上司に確認」した。すると、「人が居ないから出るように」となんの戸惑いもなく返してきたという。

女性の仕事は、「警備系で多くの人と関わり合うポジション」であるため、なおさら感染には警戒が必要だっただろう。これではやってられない。

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