『チャングム2』から『シグナル2』『宮』まで…名作韓国ドラマの“続編”を出演俳優がネタバレ、期待上昇中

イ・ヨンエ主演の『医女チャングム』(仮題)、イ・ジェフンやキム・ヘス、チョ・ジヌン主演の『シグナル』シーズン2が制作を知らせたなかで、主演俳優による“ネタバレ”が伝えられた。

イ・ヨンエは最近、自身のインスタグラムを通じて「拱辰丹(コンジンダン)壽(ス)」というコメントと共に数枚の写真を投稿した。

彼女が投稿したのは広告撮影現場での写真だったが、緑色のスカートに黒いシースルーチョゴリを着た姿は、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』を思い出させた。

今から21年前に放映された『宮廷女官チャングムの誓い』の頃と大差ないビジュアルが、驚きを与えた。

(写真=イ・ヨンエInstagram)

特に久しぶりに披露されたイ・ヨンエの韓服姿に、次回作『医女チャングム』に対する期待も高まっている。『医女チャングム』は、2003年に放送されたMBCドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』に続き、女医になったチャングムの一代記を描く予定だ。

ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』は今年で放送終了20周年を迎え、それに合わせて今年初めに撮影がスタートしており、来年初めの放送を目標に制作中とされる。

『宮廷女官チャングムの誓い』の主人公であるイ・ヨンエまでキャスティングを完了したなかで制作される『医女チャングム』に対する関心が続いている。

『シグナル』シーズン2は「やばい!?」

『医女チャングム』と共に、ドラマ『シグナル』も放映から8年ぶりにシーズン2の制作を確定した。

(画像=tvN)『シグナル』

今年3月、脚本家のキム・ウニとB.A.エンターテインメントのチャン・ウォンソク代表は、イタリアのローマ・ラ・サピエンツァ大学大学で開かれた「K-コンテンツの力、韓国映画・ドラマブームの秘訣は?作家、俳優、制作者との出会い」というイベントに参加し、『シグナル』シーズン2の開始を知らせた。

2016年に放送された『シグナル』は、過去からかかってきた切実な信号(無線)でつながった現在と過去の刑事たちが、古い未解決事件を暴いていく過程を描いた作品。イ・ジェフン、キム・ヘス、チョ・ジヌンなどが出演した。当時、ケーブル放送では異例といえる10%を超える視聴率を記録して話題を集めた。

その後、出演陣はもちろん、キム・ウニまで続編制作に対する意志を表わしたなかで、本格的な制作が着手された。これと関連して6月20日、イ・ジェフンは映画『脱走』(原題)封切り記念インタビューで、『シグナル』シーズン2に対する期待感を高める発言をしたりもした。

(写真提供=OSEN)イ・ジェフン

イ・ジェフンは「台本を見ながら『やばい』という考えしか出てこない。『シグナル』シーズン2は、すべてではなく、序盤の台本だけ出たから見たのだが、なぜこんな文章を書けるのだろう、やばいと思った。人々が想像したそれ以上のものをお見せする作品になるのではないかと思う」と話した。

特にファンの期待のなかでシーズン2の制作が可視化された状況に、イ・ジェフンは「とても感謝するだけ」とし、「10年ぶりなのだが、“そっとしておいたほうが良いのではないか”という気がすることもあるではないか。ところが『シグナル』シーズン2はキム・ウニ、それ以上のキム・ウニだ。“キム・ウニがさらにキム・ウニになった”という気がした」と強調した。

その他にも、韓国が「立憲君主国」という設定で起きるロマンスを扱ったドラマ『宮 -Love in Palace-』のリメーク作、堕胎の倫理性を告発した重いテーマを興味深く描き出した10部作『M』のリブート作品も制作が始まった。

思い出となった名作がシーズン2やリメークで帰ってくるなかで、ファンの期待が日増しに高まっている。

(記事提供=OSEN)

◇イ・ヨンエ プロフィール

1971年1月31日生まれ。1990年にCMでデビュー。2003年のドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で主人公チャングムを演じ、日本でも人気を博す。2008年に在米韓国人の実業家チョン・ホヨンと結婚し、2011年に双子を出産した。主な出演作は映画『JSA』(2001年日本公開)、『親切なクムジャさん』(2005年日本公開)、『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』(2020年日本公開)、ドラマ『師任堂(サイムダン)、色の日記』『調査官ク・ギョンイ』など。

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