石川遼に突撃取材を敢行 現役高校生がゴルフメディア体験「すごく緊張しました」

高校生たちと記念撮影を行う石川遼(撮影:福田文平)

<JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2日目◇21日◇西那須野カントリー倶楽部(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

今大会を主催するジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)が地元の栃木県立黒磯高校の生徒を会場に招待し、トーナメント取材を通じてゴルフの楽しさを知ってもらう体験イベント「スペシャルメディア」が行われた。

まずはメディアがいつも使う囲みエリアで、選手会長の谷原秀人やホストプロの中西直人に取材。さらに、ツアー屈指のイケメンゴルファー・片岡尚之を取材した際には、「片岡選手、顔ちっちゃ!」と女子生徒は大喜び。楽しく記念撮影を行った。

さらに、この日単独首位でホールアウトした大会実行委員長・石川遼に対しては、会見場で実際に仕事を体験した。メディアの取材後、生徒たちが石川本人に直接質問。「どんな筋トレをしていますか」や「趣味や好きな映画はありますか?」など素朴な疑問をぶつけた。

この体験に参加した生徒の一人、高校2年生の郡司悠音(ぐんじ・はると)さんは、「テレビに出ている選手たちを目の前にして、すごく緊張しました。将来、どんな仕事をしたいか具体的には決まっていませんでしたが、この職業について興味が湧いてきました」。憧れの選手を前に、貴重な経験ができた。

一方、取材を受けた石川は「僕自身はこういう職場があるんだとかっていう経験は、そんなにしたことがなかったので。ゴルフを知らない子たちに『こういう世界があるんだ』と思ってもらうことはすごくいいこと。続けていけたらいいんじゃないかなと思います」。双方にとって有意義な時間となった。(文・神吉孝昌)

© 株式会社ALBA