「姫路ゆかたまつり」(22、23日)当日の晴天を祈り、子どもたちが作ったてるてる坊主が、JR姫路駅北(兵庫県姫路市)の中央地下通路に飾られている。天井につるされた約800個が夏風に揺れ、通行人たちの目を楽しませている。7月4日まで。
姫路市と、通路を管理する神姫バス(同市)が主催。7回目となる今年は市内の幼稚園や保育所計8園の協力を得た。
通路天井には、真っ白な布に絵の具で色付けしたカラフルなてるてる坊主がずらり。「あめがふりませんように」「みんななかよく」など、園児の願いがつづられた短冊も添えられている。
通りがかった人たちは楽しげに天井を見上げたり、カメラに収めたりしていた。安室保育園に通う次男(5)の作品を見に訪れた男性(49)は「それぞれの個性が表れていて、眺めているだけで面白い」と目を細めた。(成 将希)