「世界の扉開くきっかけに」鎮西高校がビーチバレーボールコートを新設 OBの朝日健太郎さんや水町泰杜選手も参加

熊本・鎮西高校にビーチバレーボールコートが新設され落成式が行われた。Vリーグとビーチバレーの“二刀流”に挑戦しているOBの水町泰杜選手も訪れ、後輩たちとエキシビションマッチを行った。

OBの朝日健太郎さんや水町泰杜選手も

熊本・鎮西高校のグラウンドに新設されたビーチバレーコートは、2023年にバレー部の池田大心と山下聖斗ペアが国体のビーチバレー競技に出場し、初挑戦ながらベスト4に入ったことで学校が新設した。

6月15日は落成式が行われ、元ビーチバレー日本代表でオリンピックに出場したOBの朝日健太郎さんが「世界への扉を開くきっかけにしてほしい」と挨拶した。

その後、現在Vリーグとビーチバレーの二刀流に挑戦しているOBの水町泰杜選手が登場。同じくOBでビーチバレー日本代表の池田隼平選手とペアを組み、後輩ペアとエキシビションマッチを行った。

結果は、水町・池田ペアが先輩としての貫禄を見せ勝利。2024年も熊本代表として国体を目指す後輩ペアを激励した。

「国体で優勝できるように頑張りたい」

水町泰杜選手は「近場で、僕はそこ(寮)に住んでいたので、徒歩1分の距離にあるのはうらやましいし、みんな活用してほしい。(池田・山下ペアは)跳ねますし、身体能力が高いので、もっとボールに触れて砂に触れる。そうすれば素質あると思うので優勝狙えるんじゃないか」と後輩の成長に期待を寄せた。

OBペアに惜しくも敗れた池田大心選手は「攻撃力や経験が違って勉強になったし、でもちょっと悔しかったのでもう少しうまくなって国体で優勝できるように頑張りたい」と目標を語ってくれた。

また、山下聖斗選手も「今年は去年よりも上を目指して、できれば優勝できるようにこれから練習を頑張っていきたい」と意気込みを語り、池田・山下ペアは7月に宮崎市で行われる九州ブロック大会に出場し、4位以上で佐賀国体への出場が決まる。

日本代表の池田隼平選手はパリオリンピック出場に向けて6月21日に始まるアジア大陸予選に挑む。また水町選手は6月29日に兵庫県で行われる大会で国内デビュー戦に挑む予定だ。

(テレビ熊本)

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