ブレーブス打線爆発でヤンキースを撃破 セールは10勝目をマーク

【ブレーブス8-1ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

日本時間6月22日、ブレーブスは敵地ヤンキー・スタジアムでのヤンキース3連戦がスタート。その初戦は6人がマルチ安打を記録するなど、3本塁打を含む14安打と打線が爆発し、8対1で快勝を収めた。ブレーブス先発のクリス・セールは5イニングを1安打1失点に抑え、6年ぶり8度目の2ケタ勝利となる10勝目(2敗)をマーク。ヤンキース先発のカルロス・ロドンは3本塁打を浴びて4回途中11安打8失点(自責点7)でノックアウトされ、4敗目(9勝)を喫した。

ブレーブスは初回にオジー・オルビーズの6号2ランとオースティン・ライリーの7号ソロで3点を先制。2回表にジャレッド・ケルニックのタイムリーで1点を追加したあと、2回裏に1点を返されたが、3回表にラモン・ローレアーノのタイムリーで5対1とリードを広げた。4回表にはマット・オルソンの12号2ランとショーン・マーフィーのタイムリー二塁打でさらに3点を追加。先発のセールが5回1安打1失点で降板したあと、4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑え、8対1でヤンキースを撃破した。

昨年末にレッドソックスからトレードで移籍してきたセールは2019年以降、不調と故障で満足に稼働できないシーズンが続いていたが、ブレーブスに加入した今季は開幕から好調。14度目の先発登板で早くも10勝目(2敗)を挙げ、2012~18年(7年連続)以来6年ぶり8度目となる2ケタ勝利を達成した。ブレーブスはセールを獲得したあと、残りの契約を上書きする形で「2年3800万ドル+球団オプション1年」で契約を延長したが、セールが見事な復活を遂げたことにより、この契約は大成功を収めることになるかもしれない。

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