中国地方・北陸地方 梅雨入り 梅雨前線活発化…あさってにかけて大雨に警戒を

きょう22日(土)、中国・北陸地方で梅雨入りが発表されました。

中国地方は平年より16日遅く、昨年より24日遅い発表です。

北陸地方は平年より11日遅く、昨年より13日遅い発表となりました。

太平洋高気圧の北への張り出しが弱かったため、
きのう梅雨入りした近畿・東海・関東甲信地方と同じく
各地、平年より遅れての梅雨入りとなりました。

梅雨前線は、きょう22日(土)午後に日本海まで北上し
あす23日(日)は前線上の低気圧が日本海を東に進む見込みです。

その後、前線は週明け24日(月)にかけて
本州付近を南下する見通しとなっています。

前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み
梅雨前線の活動が活発となるため、中国地方・北陸地方は
大気の状態が不安定となる見込みです。

梅雨前線の活発化に伴って
西日本や東日本では、日本海側を中心に
警報級の大雨となる可能性が高くなっています。

きょう午後からあさってにかけては雨の降り方に注意し、
いつもより多く、または強く降っているなと感じたら
土砂災害、浸水や道路の冠水、川の増水や氾濫など
大雨による災害に警戒するようにしてください。

石川県など、能登半島地震で地盤が緩んでいる所などでは
少しの雨でも、土砂災害などに注意・警戒が必要です。

大雨警報や土砂災害警戒情報が発表された際に
避難するべきなのか判断に迷うこともあると思います。

そんな時には、気象庁ホームページにある
「キキクル」を見てみましょう。

いま自分がいる場所・その周辺はどの程度の危険度なのか
色ごとに分かれているため、一目で判断できます。

これから本格的な雨の季節です。

いま一度、自分や大切な人を災害から守るために
防災対策の再確認をお願いします。

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