飲酒運転撲滅へ 北九州市で大規模検問

福岡県内で飲酒運転による交通事故が増加していることを受けて21日夜、北九州市で警察が検問を行いました。

県警本部の交通指導課と警察署合同の飲酒検問は、北九州市の戸畑バイパスで行われました。

県内では先月末までに、飲酒運転による事故が47件発生しています。

また、639件の飲酒運転を摘発していて、ともに去年と比べて増加傾向にあります。

小倉警察署の佐藤大輔交通第一課長は、「ついつい飲みすぎてしまって二日酔い運転などの危険性がある。しっかり休憩をとってお酒が抜けた状態で運転してほしい」と注意を呼びかけました。

この検問で摘発された人はいませんでしたが、警察は飲酒の機会が増える週末に取り締まりをより強化して飲酒運転を撲滅していきたいとしています。

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