【韓国ドラマ特集】ジメジメを吹き飛ばす!スカッと痛快おすすめ5選

『財閥家の末息子~Reborn Rich~』U-NEXTで配信中 © Chaebol Corp. all rights reserved

(フォトギャラリー)心が晴れる♪『韓ドラ』新旧おすすめ5選

梅雨入りする地域も増えているこの時期、これから夏を迎えるにあたり、スカッと痛快なストーリーが楽しめる多彩な韓国ドラマをご紹介します。

新旧5選をお届けします!

スカッと痛快!『韓国ドラマ』新旧おすすめ5選

リベンジファンタジー『財閥家の末息子~Reborn Rich~』

『財閥家の末息子~Reborn Rich~』U-NEXTで配信中 © Chaebol Corp. all rights reserved

韓国を代表する財閥であるスニャングループの会長の側近として働き、忠誠を尽くしていたユン・ヒョンウ(ソン・ジュンギ)は、ある出来事によりあっさりと殺害されてしまいます。

死んだはずのヒョンウが目覚めると、そこはオリンピックを翌年に控え、民主化へと突き進む1987年の韓国。

しかも、スニャングループの創業者チン・ヤンチョル会長(イ・ソンミン)の三男の末息子であるドジュンの体に乗り移っていて……。

『ヴィンチェンツォ』(2021年)のソン・ジュンギが、財閥家に身をささげながらも殺害され、2度目の人生で一発逆転を狙う主人公を演じるリベンジファンタジー『財閥家の末息子~Reborn Rich〜』(2022年)。

末息子に生まれ変わり、家族となった相手を次々とやりこめていく緊迫感あふれる展開が痛快。創業者役のイ・ソンミンの、鋭い眼力と渋い声でドラマ全体を引き締めている名演技にもしびれる!

交通犯罪捜査チームが活躍『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』

『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』ディズニープラス スターで独占配信中(全12話/毎週月曜日・火曜日1話ごと配信) © 2024 Astory Co., Ltd. & KT Studiogenie Co., Ltd. All Rights reserved.

ナムガン警察署は、交通犯罪だけを担当する特別な交通犯罪捜査チーム、別名「TCI(Traffic Crime Investigation)」を新設するものの、警察署内において彼らはほぼ相手にされません。

そんななか、交通犯罪捜査チームのメンバーに超エリートでルックスはいいのに社会性ゼロで運転もできない変わり者の捜査官チャ・ヨンホ(イ・ミンギ)が加わり、彼らの運命は変わり始めて……。

『私の解放日誌』(2022年)のイ・ミンギが、クセが強いけれど冷静で頭脳明晰なヨンホ役に、『ムービング』(2023年)のクァク・ソニョンは武術と運転技術を併せ持つ、交通犯罪捜査の班長ミン・ソヒ役に。

いつもは悪役が多い『イカゲーム』(2021年)のホ・ソンテは、物静かな交通犯罪捜査チーム長のチョン・チェマンを演じるなど、濃いキャラクターたちが周囲の期待を裏切り、無法者をどんどん検挙していくアクションコメディ『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』(2024年)。

クセが強めながら正義を貫くヨンホの頭脳明晰さに惹きつけられます。

熱血検事が巨悪に立ち向かう『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』

『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』U-NEXTで配信中 ©Licensed by SAMHWA NETWORKS CO., LTD. ©SAMHWA NETWORKS. All Rights reserved

苦労して検事になったキム・ヒウ(イ・ジュンギ)は、政財界の大物チョ・テソプ(イ・ギョンユン)を捕まえる寸前、無念にも殺害されてしまいます。

しかし、死の淵で冥土の使いが現れ、テソプを捕まえることを条件に2度目の人生を与えられることに。高校生として生き返ったヒウは、2度目の人生では綿密な計画を立てて、過去を変えていき……。

熱血検事のヒウが2度目の人生をかけて巨悪に立ち向かうアクション・サスペンス『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』(2022年)。

イ・ジュンギ主演作『悪の花』(2020年)でもスピード感あふれる展開にハラハラさせられましたが、スタントなしで難しいアクションシーンを披露した今作のイ・ジュンギにも釘付けになるはず!

激動の時代を生き抜く男たち『サムシクおじさん』

『サムシクおじさん』ディズニープラス スターで独占配信中 © 2024 Disney and its related entities

激動の時代である1960年代の韓国では、謎の政治フィクサーであり、“戦争中にも一日三食食わせた”といわれる“サムシクおじさん”ことパク・ドゥチル(ソン・ガンホ)が暗躍していました。

あるとき、サムシクは“世の中を変える”という夢を持ち奔走する、野心あふれる理想主義者の青年キム・サン(ピョン・ヨハン)と出会って……。

サムシクとサンはパートナーシップを組み、苦境にある韓国を豊かな国に変えるため、欲望渦巻くなか奮闘するヒューマン・エンターテイメント『サムシクおじさん』(2024年)。

世界的な名優ソン・ガンホのドラマ初主演作としても注目を集めています。「サムシク(三食)」という愛称をつけて親しまれる主人公とサンとのタッグにも次第に不穏な気配が漂うなか、はたしてふたりの志はかなうのか?

少女時代のティファニーことファン・ステファニー・ヤンが、謎の女性レイチェル・ジョン役で出演しているのも要チェック!!

2人の男の痛快ストーリー『バッド・アンド・クレイジー』

『バッド・アンド・クレイジー』U-NEXTで配信中 © 2021 IQIYI INTERNATIONAL SINGAPORE PTE. LTD. All rights reserved

ずる賢さだけを武器に、出世のためなら悪事にも手を染めるという“バッド”な警部リュ・スヨル(イ・ドンウク)は、確信していた昇進がとん挫。

なんとかしようとしたスヨルは、国会議員の従弟になる刑事の事件を引き受け、議員に恩を売ろうとしていると、目の前に突然K(ウィ・ハジュン)という謎の男が現れます。

Kは何をしでかすか予測不能で破天荒な“クレイジー”さがありながら、度を越えるほどの正義感も持っている人物。まるで真逆のKと出会ったことで、スヨルの人生は大きく変化しはじめて……。

“バッド”な警部と“クレイジー”な謎の男が繰り広げるアクションコメディ『バッド・アンド・クレイジー』(2022年)。

劇中ではガッツリ痛快なアクションシーンが堪能できるうえ、イ・ドウンウクが荒々しくも時折見せる艶っぽさや、まったくしゃべらないミステリアスなKの隆々とした肉体美、ふたりのブロマンスやサスペンス要素もあるストーリーは、見応えアリ!

(mimot.(ミモット)/ かわむら あみり)

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