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四国で唯一の開催となる、世界遺産「シルクロード」の名宝を集めた展覧会が松山市の県美術館で始まりました。
きょうは、午前11時の開展前から多くの人が会場の県美術館に詰めかけました。
古代から東洋と西洋を結ぶ重要な交易路として栄えたシルクロード。
「世界遺産 大シルクロード展」では、中国の国内27か所の博物館などから、中国の国宝にあたる「一級文物」44点を含む、シルクロードの名宝約200点が展示されています。
中でも「瑪瑙象嵌杯(めのうぞうがんはい)」は、新疆ウイグル自治区の墓から出土した5世紀から7世紀の金のカップで、繊細な赤いメノウの装飾が特徴の一級文物です。
訪れた人たちは貴重な所蔵品に見入りながらシルクロードの悠久の歴史に触れていました。
「世界遺産大シルクロード展」は9月1日まで県美術館で開催されます。