嵐番組の人気企画が次々と“復活”も…SnowMan『それスノ』コラボを認められないファンの心理

Snow Man、嵐・櫻井翔、二宮和也(C)ピンズバNEWS

6月14日、Snow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい(それスノ)』(TBS系/金曜よる8時)で予告された、次回放送のコラボ企画がファンの間で物議を醸している。

放送はスタジオゲストに声優の宮野真守(41)を迎え、漁師に憧れを抱く目黒蓮(27)の海釣り企画の第3弾。これまで、座布団ヒラメと巨大カジキ釣りに挑むも、ことごとく失敗していて、今度こそはと高級魚の大鯛釣りに挑戦したが、釣り上げたのは釣り歴30年のPUFFY・大貫亜美(50)だけで、目黒はまたもや失敗した。

そして、番組の最後に流れたのが6月28日放送の2時間半スペシャルの予告。嵐の冠番組『ひみつの嵐ちゃん!』のメンバーが服を選ぶコーディネート対決企画「マネキンファイブ」と、V6がレギュラー出演していた『学校へ行こう』シリーズ(ともにTBS系)の、学校の屋上で生徒が思いのたけを叫ぶ看板企画「未成年の主張」が復活すると発表された。

さらに、7月5日の放送では『ひみつの嵐ちゃん!』の、一般人や芸能の回答でメンバーがランク付けされる企画「ランキングダービー」が復活するのだが、賛否の声があがったのは、28日に嵐から櫻井翔(42)、5日に二宮和也(41)がゲスト出演すること。

X(旧ツイッター)上では《それスノ×ヒミツの嵐ちゃんの衝撃がデカすぎて、そのことしか考えられない…早く見たい…!》など歓迎の声があがる一方、《ひみあらの企画をやる事を『復活』って言うのはちょっと私の中では違う気がする。そこに嵐5人が揃ってないと『復活』にはならないんだよ》など、不満の声も多くあがった。目黒の釣り企画は完全に吹き飛ばされたかっこうだ。

■『VS嵐』の復活企画もファンもやもや

「ぶっちゃけ、Snow Manが嵐を利用している形に見えるのが、ファンはモヤモヤするのでしょう。また、現在進行系の番組である『それスノ』で取り上げられることで、嵐がオワコンのように感じてしまうファン心理もあるのではないでしょうか」(芸能ライター/坂上五郎)

嵐はあくまで活動休止で、再開する可能性はある。そのため「できれば5人でこの企画を」とファンが考えるのも無理からぬ話である。

また、嵐企画は別のところでも波風が立っていた。

「フジテレビの6月24日放送の大型特番『THE BET』でも、嵐の冠番組『VS嵐』の人気企画「ローリングコインタワー」が復活するんです。ただ、こちらは相葉雅紀(41)のタイトルコール以外、嵐メンバーは関わっておらず、ファンはさらに憤慨しています。公式サイトでは“復活”という言葉で紹介されていて、そこもファンが納得できないところのようです」(前同)

X上では、こちらも《何で相葉ちゃんを司会にしてくれなかったの? 嵐抜きでローリングコインタワーはやめて欲しかったよ。それスノだって、ちゃんと嵐メンバーを呼んでコラボしているのに…》など、メンバーが1人も出演しないことにファンから不満の声があがっていた。確かに嵐不在で復活と言われても……というとまどいがうかがえる。

4月には「株式会社嵐」を設立し、5人は嵐としての活動に前向きな姿勢を見せた。2024年11月3日はデビュー25周年記念日とあって、活動再開を期待するファンも多い。旧ジャニーズの後輩とのコラボではなく、5人揃っての復活企画を待ち望むファンとしては、今回は酷なコラボだったようだ。

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