「勉強ですよ」巨人・阿部監督 1失点の西舘勇陽について一言「50試合以上は投げてもらいたい」と杉内コーチ

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◇プロ野球セ・リーグ ヤクルト4-2巨人(21日、東京ドーム)

0-3で迎えた8回、巨人のマウンドに送られたのはルーキーの西舘勇陽投手でした。これまで勝っている場面での登板がほとんどでした。

迎えうつはヤクルトの5番サンタナ選手。153キロのまっすぐをライト前に運ばれます。続く山田哲人選手にはストレートのフォアボールでノーアウト1、2塁のピンチを作ると、オスナ選手にセンターへのタイムリーを放たれ、1失点。

その後、2アウトから1番の西川遥輝選手にフォアボールで満塁とさらなるピンチを背負いますが、丸山和郁選手を空振り三振に仕留め、最少失点でマウンドを降りました。

阿部慎之助監督は試合後の取材対応で西舘投手について聞かれると「うーん、まぁ勉強ですよ」と一言。杉内俊哉投手チーフコーチは「(これ以上)1点もあげないという監督の意思表示だと思うし、後半戦につれて負けないということだと思います」と代弁しました。

疲れが出ているのかと聞かれると「いや、25試合目でしょ。ペース的にはそんなに登板が増えている感じはないですけどね」と語ると、「50試合以上は投げてもらいたいと思っているので、いいペースかなと思います」と続けました。

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