危険物火災想定し訓練 横浜ゴムと消防が連携 平塚市

横浜ゴム(株)平塚製造所(追分)で6月3日、危険物火災を想定した消防訓練が実施され、同製造所の従業員で構成された自衛消防隊や市消防本部の隊員ら約100人が参加した=写真。

敷地面積が東京ドーム約5個分、2500人の従業員を抱える市内最大規模の同製造所。訓練では危険物施設からの出火を想定し、自衛消防隊員らが初期消火、避難誘導などにあたった。消防隊到着後は耐熱服姿の隊員による消火や、逃げ遅れた従業員の救出活動が行われた。田中一雄消防長は「官民連携をさらに強化したい」と総括し、同所の長尾亨所長補佐は「危険物の適切な管理と冷静な対応に努めたい」と話した。

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