中国外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京6月22日】中国外交部は21日、米防衛大手ロッキード・マーチンの関連企業と幹部に対する制裁措置を決定したと発表した。全文は次の通り。
米国はこのほど、中国台湾地区への新たな武器売却を発表し、「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケに大きく違反、中国の内政に深刻に干渉し、中国の主権と領土の一体性を著しく損なった。中国は反外国制裁法の第3、第4、第5、第6、第9、第15各条の規定に基づき、ロッキード・マーチンの関連企業と幹部に対する制裁措置を決定した。21日に施行する。
対象企業はロッキード・マーチン・ミサイル・システム・インテグレーション・ラボ、ロッキード・マーチン・アドバンスド・テクノロジー・ラボラトリーズ、ロッキード・マーチン・ベンチャーズの3社。中国国内にある動産、不動産、その他の財産を凍結する。
対象幹部はロッキード・マーチンのジェームズ・テイクレット会長・社長・最高経営責任者(CEO)、フランク・セントジョン最高執行責任者(COO)、ジェイ・マラベ最高財務責任者(CFO)の3人。中国国内にある動産、不動産、その他の財産を凍結し、国内の組織、個人との取引、協力などを禁じ、ビザ発給と入国(香港、マカオ含む)を拒否する。