大谷翔平がリーグ2冠 6戦打率.522&5発…自ら語った“好調の理由”「甘い球をしっかり」

試合後、取材に対応したドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

17日からの6試合で打率.522、5本塁打、11打点と猛打炸裂

【MLB】エンゼルス 3ー2 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)

ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地のエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で2試合連発となる22号2ランを放った。2打数2安打2打点で打率.322。6戦5発とアーチを量産し、打率、本塁打の主要タイトルでリーグ2冠に。試合後、好調な理由を自ら語った。

16日(同17日)の本拠地・ロイヤルズ戦から6試合で23打数12安打の打率.522、5本塁打、11打点。6月は打率.311、8本塁打、17打点となった。「好調な理由は?」。米メディアからのシンプルな問いかけにこう答えた。

「構えが安定していることとストライクゾーンがしっかり把握できていることじゃないかなと。結果的に甘い球をしっかりヒッティングすることに繋がっているのかなと思います」

14日(同15日)のロイヤルズ戦から各打席前にバットを置いて軸足の左足とホームベースの距離を確認。6試合で2三振に対し、1敬遠を含む6四球。立ち位置を安定させたことが、構えとストライクゾーンの見極めにつながっている。

本塁打王争いではブレーブス・オズナに2本差に。首位打者争いでは試合前まで4厘差あったパドレス・プロファーを逆転した。60得点、長打率.628、OPS1.026もリーグトップだ。手がつけられなくなってきた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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