「製作費の皺寄せかな」木南晴夏 「ロケ弁当のクオリティが下がっている」発言が批判されるも「テレビ界も今厳しいからね」広がる同情

6月21日に都内でおこなわれた映画『おいハンサム!!』の初日舞台あいさつで、女優の木南晴夏が発言した「ロケ弁」エピソードがSNSで物議を醸している。

「舞台あいさつには佐久間由衣さん、武田玲奈さん、MEGUMIさんらが登壇、主演の吉田鋼太郎さんは大阪からリモートで参加しました。

そのなかで映画のタイトルにちなみ、身の回りの『おい○○!!』というお題でエピソードを語るコーナーがありました。木南さんは『おいロケ弁!!』として『最近の撮影現場でのロケ弁当のクオリティが下がっている』として、『ぜひ改善していただきたい』と訴えました。たとえば、『4つ区切られているうちの2つが白飯で、残り2枠に漬物とソーセージしか入っていない』ときがあり、『ご飯で埋めるな』と笑いながらツッコんでいました。会場も笑いに包まれましたが、SNSには『お弁当作る人に失礼』『がっかり』などのコメントが寄せられました」(芸能ライター)

おそらく「ネタ」として語ったのだろうが、思わぬ波紋となってしまった。しかし、「木南さんの発言は的を射ています」と語るのは、さる映像制作関係者だ。

「しばしばタレントさんが『今日も豪華なお弁当』みたいに写真をSNSにアップしたりしているので、『贅沢だな』という印象を持たれてしまうかもしれませんが、それはごく一部の高視聴率、潤沢予算の番組。1食1000円以内は当たり前で、低予算の映画などでは500円の『おにぎり弁当』ということもあります」

そういう現実もあり、SNSには同情の声も広がっている。

《経費削減って事かな(^^;)テレビ界も今厳しいからね》

《製作費の皺寄せかな》

《テレビ芸能界、オワコンすぎるので、食事が出るだけ、アリガタイ、と思わないと》

他方、木南が大のパン好きであることはよく知られているので、「パンがよかったんだろ」といった書き込みもあった。過密スケジュールのロケでは「食事」も楽しみのひとつなのだが……。

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