リーグ8冠の大谷翔平、見えてきた15人目の大偉業 迫る“あと8”…ファン期待「いけるかも」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

本塁打&打率でトップ…55打点は1位のオズナに8差

【MLB】エンゼルス 3ー2 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)

ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)の本拠地・エンゼルス戦で22号2ランを放つなど、2打数2安打2打点。打率を.322に上げ、本塁打、打率の主要タイトル2部門でトップに立った。しかも55打点とし、トップと8差。“3冠王”が現実のものになってきた。

大谷は本塁打&打率に加えて長打率.628、OPS1.026、60得点、187塁打、45長打、ISO.305でもトップ。リーグ8冠の躍動を見せているが、ここにきて一気に増やしているのが打点。6試合連続打点で55。リーグ3位で、トップのマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)に8差に迫った。

開幕当初は得点圏でなかなか安打が出なかったこともあり、打点も増えなかった。3・4月は32試合で19打点、5月は24試合で19打点だったが、6月は19試合で17打点。ペースが一気に上がった。

本塁打&打率の2冠でも凄いが、3冠王は長いメジャーの歴史の中でも14人しか達成していない快挙だ。SNSにも「見えてきました」「もぎ取ってほしい」「いけるかも」「狙っちゃおう」「3冠王取ったら文句なしMVPだ」とファンから期待の声が寄せられている。大偉業なるか。今後もその打席から目が離せない。(Full-Count編集部)

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