大学生侍の愛工大・中村が紅白戦で2回完全5連続三振、最速154キロ “同僚”青学大・西川をK斬り【大学日本代表選考合宿】

 力投する愛工大・中村優斗(撮影・伊藤笙子)

 「プラハ・ベースボールウィーク2024(7月6日~9日=チェコ)及び「ハーレム・ベースボールウィーク2024(7月12日~19日=オランダ)」に出場する侍ジャパン大学代表の選考合宿が22日、平塚球場で始まった。

 初日から紅白戦3試合を実施。第1試合で、3月の侍ジャパン強化試合・欧州代表戦に出場した愛工大・中村優斗投手(4年・諫早農)が2回完全、5者連続三振の好投を見せた。

 Aチームの4番手で最終イニングの七回に登板。簡単に2死を奪うと、侍ジャパンで同僚だった青学大・西川史礁(みしょう)外野手(4年・龍谷大平安)から変化球で空振り三振を奪った。

 特別ルールで続く七回裏にも登板し、3者三振。最後は、ここまで最速の154キロ直球で大産大・小出望那(もなく)捕手(3年・大産大付)を空振り三振に斬った。

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