アニメージュ表紙 デザイン 7月のジブリ展合わせ・花巻 コミュニティバス運行

「アニメージュ」の表紙がデザインされたラッピングバス

 7月20日に開幕する「アニメージュとジブリ展」花巻市博物館展に合わせ、同展実行委(会長・上田東一市長)は、市コミュニティバス「土沢線」の車両を利用し、月刊アニメ専門誌「アニメージュ」の表紙をデザインしたラッピングバスの運行を開始した。

 車体の両サイドには同展ポスターでスタジオジブリの映画作品「となりのトトロ」に登場するキャラクター「ネコバス」のイラストを配置。車窓には「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「風の谷のナウシカ」「機動戦士ガンダム」などアニメージュの表紙絵を配置し、展覧会をアピールする。

 ラッピングバスは1台の運行。市が東和総合サービス公社に委託して運行している土沢線の車両で、JR花巻駅から市博物館の最寄りバス停留所「賢治記念館口」やJR新花巻駅を経由し、東和地域までが走行エリアとなっている。運行は平日12便、土日・祝日が8便。

 市都市政策課公共交通係では「アニメージュとジブリ展をご覧の際には、ぜひバスを利用してほしい」とPRしている。

 展覧会は来月20日に同市高松の市博物館で開幕。「アニメージュ」が、多くのアニメ作品の誕生と発展に果たした役割を誌面や制作資料を通じて振り返るとともに、その作り手がスタジオジブリを設立し、これまでに送り届けてきたアニメ文化を紹介する。

© 岩手日日新聞社