【カーリング】SC軽井沢クラブの選手が千葉で指導 上野美優「私も刺激を受けた」

カーリング教室で指導した山口剛史と上野美優

日本協会が主催するカーリング教室が22日、千葉・アクアリンクちばで行われ、SC軽井沢クラブの選手が小学生~大人の参加者約90人にトップレベルの技術を伝授した。

この日は男子の山口剛史、女子の西室淳子、上野美優、上野結生が講師を務めた。中・上級者の指導役を担った山口は「千葉県の方が軽井沢に来ると一緒に交流することはあったが、ほとんどの方が(交流は)なかったので、違う地域でこうやってカーリングを通していろんな人と触れ合えたのはすごくよかった」と声を弾ませた。

女子は2023年~24年シーズンの日本選手権で初優勝。スキップとして活躍した上野美は「(教室を)やっている最中に『頑張ってください』『応援しています』という声をいただけた。応援してくださる方がいるんだなというのを身近に感じられたのはすごくよかった」と感謝を口にし「みなさんカーリング愛にあふれているので、楽しさだとか面白さ、それこそ知識への興味だったり、そういうところで私も刺激を受けた。競技中になると、それこそ苦しい部分だったりとか勝ち負けが出てくるけど、やっぱりカーリングってそもそも楽しいんだよなとこの時間で感じることができた」と充実の表情を見せた。

23日には岩手・盛岡で教室が開催される。

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