杏さんが作るカレーに「上品な飯テロ!」の声 具材はたった2つ 時短料理で愛用しているものとは

料理動画も人気の杏さん(画像はスクリーンショット)

日本の国民食のひとつでもあるカレー。小さい子どもから大人まで、人気の高いメニューです。フランスで暮らす俳優の杏さんは、自身のYouTubeチャンネルでリクエストが多く、友人からも好評という牛すじカレーの作り方を公開。たった2つの具材で作るおいしいカレーのほか、愛用する便利なキッチングッズも紹介しています。

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「料理は時短が大事です」 活用している便利グッズ

料理上手で、自宅のキッチンで作る料理動画も人気の杏さん。今回は、牛すじと九条ネギだけのカレーを作りました。杏さんによると、九条ネギがない場合は「青ネギでもなんでも!」とのことで、手軽に真似できそうです。

俳優として多くの作品に出演しながら、3人の子どもたちを育てる杏さん。「料理は時短が大事です」との考えで、さまざまな便利グッズを活用しているのだとか。今回の動画では、杏さん自身が愛用しているアイテムも紹介しています。

まず登場したのは、1合ごとにフタがスライドできるようになっている米びつ。使いたい量のフタを開けると計量できるため、手間がかからないそう。また、お米をとぐ水についても、日本とフランスを行き来し長期不在もあるため、タンク型浄水器を活用。カートリッジを都度、交換できる浄水器がライフスタイルに合っているようです。

そのほかにも、ごはんを炊く鍋は、ガスでもIHでも使えるよう底が金属のものをチョイス。フタは、途中で中の様子が確認できるようラス製のものを使っているといいます。包丁をとぐため、複数の砥石がセットされたシャープナーには、マジックで数字が。切れ味を良くするのに、それぞれ何回通すのか杏さんが手書きしたそう。「これ、いいアイデアじゃないかな」と、自分でも気に入っているようです。

「ゆでこぼすことで余分な脂が落ちて…」 牛すじ料理のポイントも

お米を水に浸けている間に、カレー作りの準備を始めた杏さん。牛すじはフランスでも手に入りやすいそうで、煮込むのに時間がかかるものの「圧力鍋を使うと簡単においしくできるので、私は牛すじ大好きです」と話します。

牛すじはアクが多いため、まずは下ゆで。火を通してから、ゆで汁を捨ててザルにあげました。杏さんは、それを流水で丁寧に洗いながら「牛すじは脂が多い場合があるので、こうやってゆでこぼすことで余分な脂が落ちて、さっぱりと食べられるようになります」とアドバイスします。

下ゆでした牛すじをひとくち大にカットすると、杏さんは電気圧力鍋を取り出しました。セットすれば自動で料理してくれるため、「時短でとても便利」と、大活躍しているそうです。

電気圧力鍋にカットした牛すじと酒を入れると、九条ネギの白い部分を斜めに切って投入。だしパックと塩、水を加えてセットしつつ、杏さんは「あればショウガとか入れても、いいかもしれません」と補足しました。

ルーは「2種類くらい入れると」 仕上げの前に食欲をそそる提案も

電気圧力鍋で加熱している間に、杏さんは九条ネギの青い部分を白い部分と同じように斜め切りに。一緒に煮込んでもいいそうですが、「青い部分のシャキシャキ感も出したい」とタイミングを分けて入れるそう。

圧力鍋の加熱が終わると、中身を別の鍋に移し替えて火にかけ、ネギの青い部分も投入。たっぷりのネギが入った鍋に「ネギ好きとしては、もうたまりません」と満足げです。

カレー作りもいよいよ終盤。ルーを加えるところでは、まず薬膳カレーのフレークを入れると「少しゆるめにしておいて、うどんと一緒に食べてもめちゃくちゃおいしいです」と説明します。

味見をすると、和風のカレールーを追加し、「2種類くらい入れると、ちょっと味に深みが出て私は好きです」ポイントを紹介。あとから加えた青ネギの色味が映える、おいしそうなカレーが完成しました。

具が2種類だけという潔さを感じるシンプルなカレーに、コメント欄には「牛すじカレーおいしそう!」「九条ネギはポイント高いですね。カレーうどんが食べたくなりました」「牛すじカレー、挑戦してみます!」「この上品な飯テロ! ずるいです(笑)」などの声が上がっています。

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