消防副士長が酒気帯びで自損事故 停職3カ月の懲戒処分 群馬・利根沼田広域消防

 群馬県の利根沼田広域消防本部は21日までに、消防署の30代男性消防副士長が酒気帯び運転したことを受け、20日付で停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 同本部によると、消防副士長は昨年12月21日午後5時から9時ごろまで群馬県沼田市内の飲食店で同僚らと飲酒。22日午前3時20分ごろ、自家用車を運転して帰宅途中に利根郡内で道路脇の縁石に接触する自損事故を起こした。

 沼田署の調べで呼気から基準値を超えるアルコールが検出された。道交法違反(酒気帯び運転)で略式起訴され、4月8日付で沼田簡裁から罰金40万円の略式命令を受けた。

 同本部の消防長は「職員の不祥事により住民の信頼を大きく損ねたことを深くおわびします」とコメントを出した。

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