【西武】岸潤一郎選手インタビュー バッティングに関して「秋のキャンプからすべて変えるぐらいの気持ちでやってきました」

6月6日放送のライオンズナイターでは、ピックアップライオンズで埼玉西武ライオンズの岸潤一郎選手にインタビューした模様を放送した。バッティングの状態、外野手のレギュラーを勝ち取るためのアピールポイントについて訊いた。

――昨日(6月5日、対ヤクルト2回戦)は2安打とナイスバッティングでした。岸「ありがとうございます」

――特に1本目のヒットは得点に繋がりましたね。岸「結果としては得点に繋がったんですけど、しっかり塁に出ることを意識して食らいつけていけたかなと思います」

――これで2試合連続のマルチヒットとなりました。現在のバッティング状態はいかがですか?岸「状態はいいですが、打てる時と打てない時の差をあまりつけないように、毎日しっかり準備をしていけたらなと思います」

――3月、4月の打率が2割2分8厘でしたが、5月は13試合に出場して打率を2割7分5厘まで上げてきました。岸選手のなかで打率が上がった要因は何だと思いますか?岸「去年の秋から、高山久コーチ、松井稼頭央監督のもとでやってきた練習が徐々に成果として現れてきたんじゃないかなと思います」

――どういった部分が成果として現れてきたと思いますか?岸「秋のキャンプから根本的にすべて変えるぐらいの気持ちでやってきましたので、打つタイミング、バットの出し方、下半身の使い方など、まだまだ意識しないとできていない状態ですが、それでも徐々に成果として現れてきてはいるのかなと思います」

――今シーズンのバッティングに関しては、ゼロに近い状態からのスタートだったということですか?岸「本当にその通りですね」

――昨日(6月5日、対ヤクルト2回戦)は、ヒット2本がいずれもセンター返しでした。センター方向に綺麗な打球が飛ぶというのは、岸選手のなかではどんな手応えがありますか?岸「僕自身引っ張るヒットが多かったなかで、センター方向に打てているのは自信にも繋がりますし、普段からセンター方向を意識しながらバッティング練習に取り組んでいるので、今のところはバッティングに自信を持っています」

――今シーズンも誰が外野手のレギュラーを勝ち取るのかファンも注目しているかと思います。岸選手はここまで(6月5日時点)39試合に出場して、そのうち30試合が先発です。外野手のレギュラー獲得に一歩リードかと思いますがそのあたりはいかがですか?岸「レギュラーになりたい気持ちはありますが、自分自身レギュラー獲得に一歩リードしている気持ちは全然なくて、試合に出れば勝つことだけを考えているので、目の前の試合を勝っていけるようにやっていきます」

――外野手のレギュラーを勝ち取るためのご自身の強み、アピールポイントを改めて教えてください。岸「食らいついていくバッティングや、状況を考えたバッティングをやっていきたいと思っているので、試合展開を考えながらできることを頑張っていきたいと思います」

――試合展開に応じたバッティングを詳しく教えてください。岸「長打がほしい場面、1球でも多く投げさせたい場面など、状況を把握しながら打席に立つようにはしています」

※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー

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