西武が20勝到達 連敗を『5』でストップ “33イニングぶり得点&7試合ぶりHR”で打線奮起 投げては隅田知一郎が7回1失点で5勝目

【画像】6月21日試合終了時のパ・リーグ順位表

◇プロ野球パ・リーグ 西武4-2オリックス(22日、京セラドーム)

今季ここまで19勝45敗で、5連敗中の西武。前日は球団ワースト記録となる32イニング連続無得点を喫しましたが、この試合は打線が奮起。

初回オリックス先発の齋藤響介投手から、先頭打者の1番西川愛也選手がライトへの2塁打を放ち出塁。続く2番滝澤夏央選手が送りバントを決め、1アウト3塁のシチュエーションを作り上げます。このチャンスに3番栗山巧選手がライトへの犠牲フライ。14日DeNA戦以来となる33イニングぶりの得点で先制点を奪います。

さらに3回には、2つの四球で1アウト1、2塁のチャンス。ここで4番岸潤一郎選手が5号3ランホームラン。チームにとっては、11日広島戦の佐藤龍世選手以来となる7試合ぶりの一発で、試合を優位に運びました。

投げては先発の隅田知一郎投手が粘りの投球。ランナーを背負うイニングが続くも、要所を抑え7回109球、被安打7、8奪三振、1失点。6回には、オリックス3番太田椋選手が放った3塁線の難しいゴロの打球をサード児玉亮涼選手が好反応を見せる好プレー。野手陣が守備で、隅田投手の力投を援護しました。

そして2点リードの9回、渡辺久信GM兼監督代行は、抑えでアブレイユ投手を投入。1アウト1、2塁と、ホームランが出ればサヨナラ負けのピンチを背負いますが、代打・杉本裕太郎選手をキャッチャーファウルフライ。1番茶野篤政選手を空振り三振に抑え、ゲームセット。

西武は連敗を『5』でストップし、20勝到達。隅田投手はチームトップとなる今季5勝目。打線は10試合ぶりとなる8安打を放っています。

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