【宝塚記念/前日オッズ】“単勝2.9倍以下なら”春秋グランプリ制覇濃厚か 2桁オッズの4歳馬は「馬券内率6.3%」で苦戦

JRAは22日、第65回宝塚記念(GI、芝2200m)の前日最終オッズを発表した。

ファン投票圧倒的1位のドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は単勝2.2倍で1番人気、GI2勝目を狙うジャスティンパレス(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)が単勝4.2倍で2番人気。

以下、ブローザホーン(牡5、栗東・吉岡辰弥厩舎)が単勝8.5倍で3番人気、ベラジオオペラ(牡4、栗東・上村洋行厩舎)が単勝12.4倍で4番人気。

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■単勝10倍以上の4歳馬に「0.0.1.15」

過去10年、1番人気は【3.2.0.5】、このうち単勝2.9倍以下は【3.1.0.3】で、前年の有馬記念勝ち馬だったイクイノックスとクロノジェネシスは春秋グランプリ制覇を果たしている。初の京都、道悪想定と懸念材料はあるが、近年の流れからドウデュースもその資格は十分。

単勝オッズ1桁台は【7.3.5.22】、このうちノーザンファーム・社台ファーム生産馬が【5.2.3.17】勝率18.5%、複勝率37.0%で、それ以外が【2.1.2.5】勝率20.0%、複勝率50.0%。勝率、連対率に大きな差はないが、複勝率50.0%なら非ノーザン・社台系でも中心視可能。ブローザホーンは馬場が向きそうだし嫌うのは危険だろう。

単勝100倍以上は【0.0.1.37】で2020年の3着馬モズベッロのみ。好走馬は基本的に2桁オッズまで。10.0~99.9倍は【3.7.4.60】、このうち4歳馬が【0.0.1.15】、5歳馬が【3.3.3.17】、6、7歳が【0.4.0.22】と、4歳馬の複勝率は最も悪い6.3%。ベラジオオペラやソールオリエンスにとって嫌なデータだ。

また牝馬は2桁オッズでも【1.2.3.7】複勝率46.2%、複回収値342と好成績を収めている。ルージュエヴァイユは馬場が渋るのはマイナスであるものの、押さえておいて損はないだろう。

馬連は(2)ジャスティンパレス-(4)ドウデュースが4.7倍、3連複は(2)ジャスティンパレス-(4)ドウデュース-(12)ブローザホーンが12.0倍、3連単は(4)ドウデュース→(2)ジャスティンパレス→(12)ブローザホーンが36.7倍で1番人気。ドウデュースが馬券に絡まない3連単は(2)ジャスティンパレス→(12)ブローザホーン→(3)ベラジオオペラの組み合わせで194.3倍となっている。

■22日・前日最終オッズ

人気馬名単勝1ドウデュース2.22ジャスティンパレス4.23ブローザホーン8.54ベラジオオペラ12.45プラダリア13.06ローシャムパーク13.97ソールオリエンス18.18シュトルーヴェ19.89ディープボンド19.910ルージュエヴァイユ31.311カラテ106.712ヒートオンビート112.513ヤマニンサンパ123.2

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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