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中学校の野球部で練習中、頭を打撲した生徒が、その後、死亡した。
広島・廿日市市の大野東中学校で、6月11日、野球部の練習中に男子生徒が頭を打撲し、養護教員が頭を冷やすなど救護した。
その後、保護者と医療機関を受診したが、夜になって容体が急変。
緊急手術後も意識が戻らないまま、6月17日に亡くなったという。
学校は21日夜、保護者説明会で「当時の状況は、学校が救急車を呼ぶ基準を満たしていなかった」と説明していた。
市教委は22日午後、学校側の対応は不十分だと指摘した。
廿日市市教委・生田徳簾教育長:
今回の事故が起こったのは何が原因だったのか、どうすれば防げたのかをしっかりと明らかにしていきたい。
市教委は、マニュアルを新たに作成するほか、調査委員会を設置する方針。