奈良県の特産品である葛の伝道師「葛ソムリエ」が集う交流会が桜井市にある葛専門店で開かれました。
老舗の葛専門店井上天極堂が開いたこの交流会は「葛ソムリエ」たちが年に１回集う会合です。もともと「葛ソムリエ」は社内スタッフの知識向上を目的に行われていましたが２０２０年からは葛の魅力を多くの人に知ってもらおうと自宅で気軽に受験できる検定となっています。
２２日は、全国から約３０人が集まり葛を使った活動報告が行われました。その中で、兵庫県の猪名川町で葛を使い染色や料理作りに取り組んでいる女性や葛堀ツアーを企画しているグループが写真や動画を見せながら葛の魅力を紹介しました。全国に現在３００人ほどいる「葛ソムリエ」は様々な方法で葛の魅力をＰＲしていて参加者たちはこれまで以上に活動の輪を広げてゆこうと交流を深めていました。
