葉月&コグマ組 王者組対決を制しゴッデス王座V2!「まだまだ高い壁であり続けたい」【スターダム】

スターダムのビッグマッチ「STARDOM THE CONVERSION」が22日、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われ、ゴッデス・オブ・スターダム選手権は、王者の葉月&コグマ組が羽南&飯田沙耶組と激突。コグマが19分23秒、ダイビングボディプレスで飯田から3カウントを奪い、2度目の防衛に成功した。

若さとパワーを前面に押し出し、巧みな連係を繰り出す挑戦者組。飯田は葉月にランニングエルボースマッシュ、逆水平チョップ45連発を繰り出せば、羽南はエルボーで王者組をなぎ倒し、NEW BLOODタッグ王座に続く2冠へ執念を見せた。

それでも王者組は経験を生かし、冷静に好機を待った。最後は一瞬のスキを突いて合体技で羽南を排除し、葉月が飯田に垂直落下式のブレーンバスターを決め、続けてコグマがポストからのダイビングボディプレスで決着を付けた。

大舞台の第1試合で会場を沸かせたスターズの同門対決。声が枯れたコグマに代わってマイクを握った葉月は「ウチらのことを勉強してきたね」と相手組をたたえつつ「ウチらはまだまだ世界中のタッグチームの高い壁であり続けたいと思います」とキッパリ。次期挑戦者に朱里&小波組を指名し、29日後楽園大会でのV3防衛戦実施を宣言していた。王者組は最多防衛記録(紫雷イオ&岩谷麻優組の10回)の更新にも色気を示し、長期防衛を誓っていた。

(よろず~ニュース・山本 鋼平)

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