【速報】50代男性 脳死判定受け臓器提供

大分県立病院に入院していた50代の男性が脳死判定を受け、22日、臓器を提供しました。大分県内では2例目です。

公益社団法人日本臓器移植ネットワークによりますと、大分市にある大分県立病院に、くも膜下出血で入院していた50代の男性が6月19日に1回目、翌日に2回目の、臓器移植法に基づく脳死判定を受けました。

本人はドナーカードなど臓器提供の意思を示す書面は持っていませんでしたが、家族が承諾し、22日午前10時すぎから心臓や肺、肝臓などの摘出手術が行われたということです。

摘出された臓器は大分大学医学部付属病院を始め、九州大学病院や東京大学医学部付属病院に運ばれました。

日本臓器移植ネットワークによりますと、脳死判定を受けた人からの臓器提供は全国で1084例目で、大分県内では2011年4月以来2例目ということです。

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