日々変化するサイバー犯罪への対応能力を高めようと、県警本部でサイバー犯罪捜査の競技会が開かれました。
競技会には、県警本部や13の警察署、自衛隊などから22チーム66人が参加しました。
競技は3人1チームで行われ、電子掲示板に投稿された写真をもとに撮影場所を特定する捜査問題や、壊れたデータを復元し捜査に必要な情報を見つけ出す解析問題など12の問いに解答し、その得点を競います。
(県警本部サイバー企画課 杉田光寛 理事官)
「サイバー空間が今県民の皆様の公共空間になってきていて、ただその中で犯罪の被害に合われるケースが多くなっておりますので」
警察職員のサイバー対処能力の向上さらに人材の発掘というところも図っていくことを目的に開催している県警によりますと、去年県内のサイバー犯罪関連の相談は1978件あり、62件が検挙されています。
インターネットバンキングの不正送金やクレジットカードの不正利用などの相談が増えているということです。
県警では「怪しい」と思ったらすぐに警察の相談してほしいと呼びかけています。