矢作兼、約300台所有するカーマニアのガレージ訪問 幻のクルマに羨望「見せびらかしたい」

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』【写真:(C)BS日テレ】

ところざわ自動車学校の校長で番組顧問・澤田福衞さんが出演

お笑いコンビ・おぎやはぎがMCを務めるBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』が22日午後9時からの放送される。今回はスピンオフ企画として、ところざわ自動車学校の校長で、番組の顧問を務める澤田福衞さんのガレージを10年ぶりに再探訪する。

旧車やクラシックカーはもちろん、もう手に入らない歴史上の乗り物まで。10年前よりもパワーアップしたコレクションにMCのおぎやはぎもため息と驚きの連続。伝説の名車コレクターとして知られ、映画などに車両提供も行っている澤田さん。10年前には250台だった所有数は、約300台へとさらに増加しており、「どうしても欲しいものはついつい買っちゃいます」とガレージ数は7個に増えた。

矢作兼が「所有ガレージ数って、聞いたことがない」と舌を巻くと、澤田さんは「入りきらなくなって、ガレージを作りました」と照れくさそうに告白。控えめだが、コレクションへの熱意は底知れない。

最初にのぞいたガレージには、小ぶりなクルマたちが大集結。スバル360など、日本のクルマ作りの草創期を彩ったクルマたちが数々所蔵されている。そんな中でも、レア中のレアカーが姿を現す。澤田さんも「私も小さいころに1回見たことがあるだけ」。まさに博物館級のコレクションに、矢作も「超珍しいよ」と声を上ずらせる。さらに、売り物のような状態の良さに、澤田さんの車愛も感じられる。

10年前このガレージを訪問したときにはなかった、珍しいクルマも登場する。販売不振で初代のみで姿を消してしまったが、軽自動車らしからぬゆったりした室内空間が特徴的な1台。澤田さんは「名前を聞いただけで欲しいよ」と、購入を即決したという。おぎやはぎからすれば、自分たちよりも少し“年下”のクルマがまだまだ現役で動いていることに驚き。矢作は「まだまだ俺たちも頑張れるなと思う」と元気をもらった様子だ。

一行は次なるガレージへ。ここはアメ車、ヨーロッパ車の輸入車コーナーだ。しかし、小木博明の目に入ったのは「変なの見ちゃった」という、見慣れない1台。澤田さんも「車検上はバイクです」と説明する、近未来感あふれるマシンとは。

さらに、おぎやはぎもお気に入りすぎる、世界で66台しか生産されなかった夢のスーパーカーと再び対面。10年前にも矢作が購入を希望したが、あえなく断られてしまった。10年がたち、矢作が再びお願いした。

澤田さんからは、おぎやはぎが気に入るに違いない1台をチョイス。名デザイナーのジウジアーロ氏による設計のマシンに、2人のテンションは爆上がり。小木も「かっこいいね! すげえ!」と声を上げたクルマとは。さらに次なるガレージには、100年以上も前に生産された、まさに歴史的なクルマたちも登場。車検を取るために澤田さん自身が仕様を変更するなど、こだわり抜いたマシンが姿を現す。

カスタムカーには興味があまりないという澤田さんだが、実は1台だけ、ほとんどカスタムカーという幻の1台を所有している。さすがのおぎやはぎですら、見覚えも聞き覚えのないモデル。その1台にかけられた時間、クルマへの思いに、2人は絶句する。矢作も「普通に車検を取って公道を走って、僕の家の近辺で見せびらかしたいですもんね」と、マニア垂涎(すいぜん)の1台だった。ENCOUNT編集部

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