"開始11秒"の先制劇も…愛媛に逆転負け 7戦勝利なし J2甲府 山梨県

サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は22日、ホームで愛媛FCと対戦。1-2(1-0、0-2)で3試合ぶりの黒星を喫しました。7戦勝利はなく、通算成績は6勝6分け9敗に。勝ち点は24のままです。

甲府は前節から変更した先発は1人のみ。出場停止が明けたMFアダイウトンがシャドーに復帰しました。

試合は衝撃の先制点で幕を開けます。甲府のMF佐藤和弘がキックオフし、パスを受けたDF山本英臣がMF林田滉也に預け、右ウイングバックのDF飯田貴敬に展開。飯田からのパスをMF鳥海芳樹が巧みなトラップで相手守備陣をかわし、一気に裏へ抜け出すと、右サイドのペナルティーエリアのライン付近からシュート。ボールはGK正面に飛びましたが、股下を抜けてゴールネットを揺らしました。

リーグ戦では4試合ぶりの先制点。記録上は前半1分の得点となりますが、キックオフから11秒の出来事でした。

しかし、後半立ち上がりの2分に中央からシュートを浴び、失点。さらに13分、クロスを起点に再び失点し、逆転を許しました。

甲府は終盤まで猛攻を仕掛けましたが、追加点は挙げられませんでした。

次節は29日に行われ、アウェーで大分トリニータと対戦します。

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