ヴィッセル神戸、G大阪に1-2で敗れる 10勝3分け6敗で前半戦終了

G大阪-神戸 前半、頭で合わせて相手ゴールに迫る神戸の大迫(中央)=22日午後、パナソニックスタジアム吹田(撮影・大田将之)

 明治安田J1リーグ第19節第1日の22日、昨季王者のヴィッセル神戸は、大阪・パナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪と対戦し、1-2で敗れた。3試合ぶりの黒星を喫し、今節で前半戦が終了して10勝3分け6敗で勝ち点33のままとなった。

 雨が降りしきる中、序盤から互いに攻守が目まぐるしく入れ替わる展開に。神戸は前半20分、初瀬亮のロングスローを起点に、大迫勇也が胸トラップから反転して左足でシュート。ゴールネットを揺らしたが、味方のファウルでノーゴールとなった。

 後半はゴール前で大迫勇也、武藤嘉紀がそれぞれシュートを放ったが、G大阪のGK一森純に阻まれた。すると25分、G大阪はペナルティーエリア付近からこぼれ球に反応したウェルトンが、左足でたたき込んで先制。さらに神戸は40分にもオウンゴールで追加点を許した。

 試合終了間際には、武藤がPKを奪い、自らゴール正面に決めて1点を返したが、反撃も及ばなかった。

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