【ラグビー】強豪イングランドに完敗も…主将リーチ・マイケル「悔しいけど、一番の財産になると思う」

奮闘したリーチ・マイケル

〝大敗〟を今後に生かせるか――。ラグビーのリポビタンDチャレンジカップ(22日、東京・国立競技場)、日本は昨年のW杯3位のイングランドに17―52で完敗。9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)の初陣を飾ることはできなかった。

日本は前半2分にSO李承信(神戸)のペナルティーゴールで先制するも、その後はイングランドペースで試合が展開。トライとキックで立て続けに得点を奪われた。「超速ラグビー」を掲げる日本は、後半26分にWTB根塚洸雅(東京ベイ)、同29分にはFB山沢拓也(埼玉)がトライを決めて意地を見せたが、過去11戦全敗の相手から金星を挙げることはできなかった。

主将のFLリーチ・マイケル(BL東京)は「部分部分は超速ラグビーができた。スピードを持ってアタックできて、通用した部分もある。このチームは若い。負けは悔しいけど、一番の財産になると思う」と前向きに分析。ポジティブ思考で課題を1つずつ潰していきたいところだ。

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